レディプレイヤー1の世界を既に一部実現しているブロックチェーンゲーム(クリスペ)とは?工学博士がわかりやすく解説!

こんにちは、ブロックチェーンゲーム廃猫です。

先日放送された映画「レディプレイヤー1」、ご覧になられましたか?

2045年の世界を描いた作品で、VR(仮想現実)ゲームの未来を見せてくれる作品として有名です。SF作品って未来予測ですよね。

実は、レディプレイヤー1の世界を実現するためには、VRだけでなくブロックチェーンという技術を活用する必要があるということはご存知でしょうか。

そしてレディプレイヤー1の実現の核となる技術、ブロックチェーンは、既にブロックチェーンゲームという形で多くの人が体験しています。

本記事では、ブロックチェーンゲームをまだ遊んでいない人を対象に、レディプレイヤー1の世界と紐づけながら、その魅力をご紹介します。

ブロックチェーンゲームは様々なタイトルが発表されていますが、今回はその中でも代表的なクリプトスペルズ(クリスペ)を例に挙げます。

先月にはCMも放送されたブロックチェーンゲーム、クリプトスペルズ

レディプレイヤー1の世界とは?

レディプレイヤー1の原作は、アーネスト・クラインが2011年に発表したSF小説「ゲームウォーズ」です。

レディプレイヤー1をまだ観ていないという人向けに簡単に概要を説明しますね。

2045年、地球は荒廃したディストピアになっています。人々は現実から目を背けるように仮想現実ゲーム オアシスに入り浸り、生活のほとんどをオアシス内で過ごすようになりました。主人公のウェイド・ワッツも、その内の一人です。

そんな折、オアシスの開発者ジェームズ・ハリデーが亡くなり、遺言がオアシスプレイヤーに届きます。それは隠されたイースターエッグを一番最初に見つけたものにオアシスの管理権限と莫大な金銭を譲渡するという内容でした。
イースターエッグとは、ソフトウェアや書籍などに製作者が隠したメッセージや画像などを指します。

ゲームカルチャーに詳しい主人公も、この競争に乗り出します。
イースターエッグを手に入れるのは誰なのか?
そしてオアシスはどうなるのか?

以上が、あらすじになります。

それでは、このオアシスの世界で登場している概念が、ブロックチェーンゲームで実現されている事例を紹介していきます。

世界観の説明のために以下はネタバレを含むことをご了承ください。

1.ゲーム内アイテムが世界に1つしか存在しない世界

レディプレイヤー1では、アーティファクトと呼ばれる強力なアイテムが存在しました。その中の1種ではゲーム内の時間を巻き戻すことができます(ゼメキスキューブ)。こちらはオアシス内で種類が限られており、1つの種類は1つしかオアシス内に存在しません。つまり、発行枚数に制限があるわけです。
今までのオンラインゲームですと、レアなアイテムは確率は低くても、数に制限はありませんでした。しかしながら、ブロックチェーンゲームでは、発行上限を設定することが可能です。それにより、データの価値が担保されます。

クリスペ公式サイト

ブロックチェーンゲーム「クリスペ」では、カードのレアリティごとに発行枚数が決まっています。例えば、この「大天使フリッカ」というカードは世界に9枚しか存在しないことが保証されています。そのためこのカードには数十万円の価値がついており、手に入れるにはオアシスと同じようにユーザーからのオークションなどで購入する必要があります。また、こちらは9枚ですが、オアシスと同じように1枚限定の部品もあります。

クリスペ ステークホルダー総会資料

クリスペでは自分でカードを作れるクリスペSというモードがあり、その部品の中には、世界で1枚しか存在しない部品もあります。つまり、世界で1枚だけのカードを作り、自分で使ったり売買したりできるわけです。

クリスペSについては詳しくはこちらをご覧ください。
詳細→自分でカードを作れる!?前代未聞のクリスペS(β)が楽しすぎた

世界で1枚とは言っても、運営がいくらでも変えられるのでは、と思う方も多いと思います。通常のゲームですと、購入したアイテムはゲーム運営会社のもので、ゲーム会社がサービスを終了するとデータは消滅します。しかしながら、ブロックチェーンゲームの場合、なんとユーザーがそのデータの保有者になります。極端な話、運営会社が潰れてしまってもデータはユーザーに紐づいているため、データは残ります。そしてそのデータは、まだ一部ですが他のゲームで使うことができます。ユーザーからすると安心して遊んだりお金を使うことができますね。これを可能にしているのが、ブロックチェーンという技術です。ゲーム内アイテムは、ブロックチェーン上のトークンとして発行されます。

クリスペでは、カードごとにカードの記憶があり、どのようにしてそのカードが自分の手元に届いたのかの取引も全て可視化されています。こちらもブロックチェーンゲームの特徴です。

廃猫保有カードの記憶

2.ゲームの管理者権限がユーザーの手に

レディプレイヤー1では、オアシスのプレイヤーの1人であるウェイドが物語の最後にオアシスの管理者になりました。
ブロックチェーンゲームでも、運営が管理するのではなく、どんどんユーザーが管理できる部分が広がってきています。クリスペを事例として、いくつかみてみましょう。

クリスペの事例1:カードのパラメータがユーザー投票で決まる

例えば、クリスペでは、カードの性能をユーザーの投票で決めることができます。

こちらは実際に、先日行われた投票です。クリスペでは、5色の文明に分かれており、それぞれカードやプレイングの特色が異なります。現環境では黒のカードが強すぎるため、黒のカードの弱体化投票が行われました。こちらは提案自体もユーザーが行なっています。実際にこの投票で、一番下の消化というカードのコストが1から2に変わりました。投票の大事さを学べますね。

クリスペの事例2:ユーザーがカードを作れる

自分が考えたオリジナルカードを使ってみたい、というのはカードゲームプレイヤーにとっては夢ではないでしょうか。クリスペでは、すでにユーザーがカードを発行する仕組みがあります。今までは大会優勝プレイヤーなど、一部のプレイヤーに限られましたが、7月からクリスペSという新モードによって、多くのユーザーがオリジナルカードを発行することができるようになります。
この機会にぜひ始めてみましょう!


詳細→自分でカードを作れる!?前代未聞のクリスペS(β)が楽しすぎた

クリスペの事例3:デジタルのカードを個々人で売買できる

今まで、スマホゲームやオンラインゲームにおいて、個々のデータの売買はできませんでした。しかし、ブロックチェーンゲームでは運営に依らずに個々人でデータを取引することが可能です。

こちらはクリスペ内マーケットでも可能ですし、クリスペ外のマーケットでも可能です。それこそTwitterでやり取りして売買する人も多いです。

3.管理者不在でも自動実行される仕組み

オアシスでは、開発者ジェームズ・ハリデーが亡くなり、遺言がオアシスプレイヤーに届きます。それは隠されたイースターエッグを一番最初に見つけたものにオアシスの管理権限と莫大な金銭が送られるという内容でした。これって実際に実現しようと思うと弁護士にお願いすることになりますが、その弁護士が本当にやってくれる保証はありませんよね。ブロックチェーンではスマートコントラクトという契約内容をコンピュータが理解できるプログラムの形で記述することにより、契約の自動履行が可能になっています。

例えば、クリスペでは、ギルドというコミュニティがあり、その収益配分の自動化にスマートコントラクトが使われています。クリスペでは、コミュニティ部分をユーザーが担い、ユーザーはギルドという形で運営を行います。ギルドの所有権は、ギルドストックと呼ばれるアイテムの所有割合で決まっており、1ストックでも持っていれば、収益がスマートコントラクトにより自動分配されます。こちらのストックも市場で売買可能です。

クリスペのギルドに関しては詳しくはこちらの記事をご覧ください。
詳細→ギルドの仕組みをギルドマスターが徹底解説!

クリスペはゲームとしてもとても楽しいので、是非この機会に遊んでみてください。
招待コード「Q1uN」をいれていただけると、カードが手に入ります。
招待コードは無理に入れなくていいので、ぜひ一緒にクリスペで遊びましょう。
クリスペで待ってる!!!

クリスペ公式サイト:Twitterアカウントで始められます

本記事を書いていたところ、仮想商店街Conata開発者のmekezzoさんのツイートがございました。とても勉強になり記事の参考にさせていただきました。ありがとうございました。本記事よりも深い、技術的な部分もツリーに記載されているので、興味ある方は是非読んでみてください。

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